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T O P O S
produced by 株式会社 近江産業

外壁は杉板、ガルバリウム鋼板仕上げ。アプローチの植栽はトクサです。

中庭を囲むように縦格子を設けて、周囲からの視線を防ぎ、光や風は取り込みます。

廊下部は足下を間接照明で演出し、黒と木のコントラストを意識した和モダンの空間。

カウンターは堀炬燵式で、厨房とはオープン。テーブル席とはボトル収納を間仕切りに。

構造材は黒、床は杉板に黒塗装、天井と壁はシナベニヤの目透かし仕上げ。

ぐるりと庭に囲まれた気落ちのよい空間。庭と敷地は格子と塀によって仕切ります。

一番奥の壁は他と素材感の異なる杉板仕上げ。年月によって味わいが出ます。

内外にわたって繊細な木の格子をデザインの要素として大切に扱っています。

石の庭。伊勢砂利に覆われた中に石が鎮座する枯山水の庭園です。

落葉の紅葉、常緑のソヨゴを配し、足下はタマリュウの緑によって四季楽しめる緑の庭。

木製のデッキを間に、石と緑の庭が内部空間を面積以上に豊かにしてくれます。

木塀は杉板を横貼り仕上げとしていますが、少し隙間を開けることで光と風が抜けます。

オープン5年後にテーブル席を堀炬燵席にリニューアルしました。

個室感を出すことを目的に内部の建具にも繊細な格子を設けした。


Japanese dining 和ow

所在地  滋賀県米原市顔戸
用途   店舗(和食料理店)
構造   木造
規模   1階(平屋)
敷地面積 298平米(90坪)
建築面積 59平米(18坪)
延床面積 59平米(18坪)
設計期間 2004.10〜2005.02
施工期間 2005.03〜2005.05

コスト 1000〜1500万円

設備
厨房
造作家具(下駄箱、ボトル収納)

掲載
建築ジャーナル2009年7月号

施工事例 Works